ファンは満足するが一般のHR/HMの心を掴むにはもう一つ何かが欲しい。
ティモ・トルキのオペラプロジェクトの5年ぶりの3rd。
久しぶりに届けられた彼の音源であり、とりあえず元気そうで良かった。
路線としてはティモ・トルキのメロディ作りの上手さを活かしたスピードチューン中心の
パワーメタルで、正にティモ・トルキの得意とする所ど真ん中だ。
ここで提示されている楽曲を聴けばティモ・トルキのメロディセンスが卓越していることは一目瞭然である。
しかしそれを持ってしてもかつてのStratovariusと比べると些か興奮度が欠落しているのは否めない。
ミックスがイマイチなせいもあるが恐らくアレンジの問題なのだろう。
ティモ・トルキが編曲もすべてやっているという弱点が露呈している。
しかしファンがこのメロディに耽溺出来ることは確かだし各々のシンガーの力量も悪くない。
現Riotのトッド・マイケル・ホールのボーカルは流石である。
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