過去最高の充実した楽曲と良プロダクションによる円熟期の1枚。
3年ぶりの11thアルバム。
これが正にHammerfallと言える充実のアルバムに仕上がっている。
過去最高に充実した楽曲が揃っているのではないだろうか？
PVになっているベタなギターリフを中心に展開する#2はキャッチーで、新たなHammerfallの定番曲になりそうだ。
やはりヨーロッパのパワーメタルバンドはミドルテンポの曲の作り方が上手い。
それをまた感じることが出来るのがサビが壮大な雰囲気でアンセム的な#4。
途中で疾走するのもメタラーには熱くなるポイントだ。
母国スウェーデンのバンドに捧げた#5はハードロックっぽいキャッチーな楽曲。
ラストのツインギターも泣ける佳曲だ。
哀愁バラードの#7を挟んでの待望の疾走曲#8がこれまためちゃくちゃカッコイイ。
アグレッシブなギター、ツーバスドラム、哀愁の旋律が絡んだ最高の楽曲だ。
その後も佳曲が続きラストはキャッチーで温もりのあるバラード#12でしっかり締める。
ヨアキムが各楽曲でこれまで以上にハイトーンに挑戦しているのがアルバムの興奮度をアップさせているように感じた。
ややエッジ抑え目ながらビッグなアリーナ感のあるギターの音作りもハマっている。
コメント