勢いに乗ったバンドの勝負作。
ドイツの鋼鉄バンドの通算14作目。
成功を収めた前2作の勝利の法則を崩すわけもなく、今回もアンディ・スニープのプロデュースで作られている。
前2作同様印象的なリフを中心とした強力な楽曲が収められている。
Acceptのトレードマークと言えるクラシックを基調とした哀愁漂うギターソロもそこかしこで聴ける。
このギターソロがAcceptのドイツという出自を表現していて、英米のメタルバンドとの違いを明確にしていると感じる。
これぞAcceptのアイデンティティである。
ちょっとダレてきた所に#5や#11など強力な楽曲が配置されてるのも良く、飽きずに聴ける。
還暦を超えたスーパーおじいちゃんマーク・トーニロは今回も超絶歌唱を聴かせ、Acceptの男臭い楽曲の魅力を更にパワーアップさせている。
バンド史上初めてドイツのナショナル・チャートで1位を獲得し、バンドは第二の全盛期を迎えたと言える。
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